IBU、ABV って何?クラフトビールのメニューによくある苦味とアルコール度数を表す数字

Craft Beer

バーに行ってメニューを見るとビール名の横に IBU や ABV と書いてあるところがあります。

この2つの数字の意味を知っていると、そのビールがどんな感じのテイストなのかイメージできるようになります。

ビールの名前から味を想像するのは難しいですよね。

IBU とは苦味を表す数字(ただ注意が必要!)

IBU と書かれている数字は苦味を表す数字になります。
IBU は International Bitterness Units(国際苦味単位)の略です。

IBU の数値は製造過程で使われるホップの量などから計算されて出てくる数値です。
できたビールから算出される値でないため、IBU の値がそのままビールの苦さの度合いにはなりません。

同じビールのスタイルのときには IBU の値を参考にしてビールを選んでみるといいかと思います。

この IPA のビールよりもっと苦いビールは・・・、と探すときは参考にしてみてください。

ABV とはアルコール度数を表す数字

ABV と書かれている数字はアルコール度数を表す数字になります。
ABV は Alcohol By Volume の略です。

ABV: 5.0%

と % まで表示されていればなんとなくイメージ付きそうですが

ABV: 5.0

だけだとなんの数字か分かりづらいですよね。

ビールスタイル別、IBU と ABV の参考値

代表的なビールスタイル別の IBU と ABV の値は、だいたい以下のようになります。

スタイル名IBU(国際苦味単位)ABV(アルコール度数)
Pale Ale30 – 504.5 – 6.2%
IPA40 – 705.5 – 7.5%
Stout20 – 504.0 – 6.0%
Weizen8 – 154.5 – 5.6%

細かい数字まで覚えるのはたいへんだと思うので、IBU と ABV というものがなんであるか知っておくとビールが選びやすくなります。

またバーで話のネタのひとつにも使えるかと思うので、ぜひ覚えておいてくださいね!

参考:https://www.bjcp.org/

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